真性包茎の術後の注意点|元の日常に戻るためのコツ
真性包茎の手術が無事に終わって、ひと安心という方は多いでしょう。
しかし真性包茎に限らず、あらゆる手術において術後にすぐ普段通りの日常生活を送れる訳ではありません。
加えて術後には、真性包茎を解消したために起こる痛みも存在します。
仮性包茎の際には起こりえなかった問題、注意点についてしっかり把握しておくことが大切です。
また術後に安静にしているのはもちろん、普段よりも気を付けて過ごさなければならないポイントがいくつか存在します。
自宅で過ごす際や外に出る際の注意点、自宅での処置やトラブルが起きた場合の対処法についても解説します。
真性包茎の手術の種類によって術後の経過が変わる
真性包茎の手術を受けた後の治癒の経過や処置は、外科手術の種類によって変わります。
真性包茎の手術は大きく分けて乾燥式と湿潤式の2種類が存在しており、回復が早いのは湿潤式となっています。
湿潤式は消毒液は用いず、乾燥式で予防的に用いられている抗生物質も感染症に罹患した場合を除いては使用しません。
これによりシャワーを浴びるのは術後3日目から、抜糸は8〜10日目で可能という利点があります。
一方乾燥式の場合はシャワーを浴びるのは術後8日目から、抜糸に関しては2週間もの期間が必要です。
自慰や性行為については湿潤式は手術を受けてから約2週間後に可能ですが、乾燥式に至っては手術の後3週間も待たなくてはなりません。
加えて従来の乾燥式よりも湿潤式の方が傷の治りが早くて、日常生活における負担に関しても軽いのが特徴です。
夏場など大量に汗をかくシーズンであっても、真性包茎の手術を受けることができます。
仕事や学校など予定が詰まっている場合についても、安心して受診することができるでしょう。
真性包茎の手術を受けるなら、完治するまでの期間を考慮して手術方法やそれに対応しているクリニックを選ぶことが大切です。
手術後の経過スケジュールとその過ごし方
真性包茎の手術が終わったその日は、外側および内側には包帯が施された状態です。
痛みや出血がある場合、少量であるなら心配はありません。
術後の翌日は、一番外側の包帯だけを外した状態にします。
内側の包帯はつけたままにして、経過を見守りましょう。
患部の腫れや注射した箇所の変色が起こっている場合もありますが、問題ないです。
2日目になっても包帯をつけたままにして、3日目にようやくシャワーが解禁されます。
それまでの期間は、タオルで身体を拭き取るだけに留めてください。
シャワーを浴びる際は、包帯をしたままであり糸の周囲を中心にぬるま湯で優しく洗浄します。
洗浄後は柔らかいタオルで拭き取り、再び包帯を巻けば終了です。
4日目から7日目までの間の入浴時は、頭や身体を洗う際はずっと包帯をつけたままです。
了したら包帯を外して、再びシャワーのお湯で患部を30秒間ほど洗浄しましょう。
真性包茎の手術の傷に関しては、順調に回復していれば1週間ほどで塞がっていきます。
それまでの1週間における洗浄や扱いは、丁寧に行うことが大事です。
稀に抜糸する前に手術の糸が外れてきたりしますが、心配はありません。
この時期から患部の腫れや、注射した部位の変色も徐々になくなっていきます。
8日目あたりで、患部を洗浄した後は包帯を巻かずに露出させましょう。
回復が順調であれば、抜糸が可能となります。
手術後の日常生活においての注意点
手術を受けた当日はもちろん、2~3日の間は安静にすることを心がけましょう。
激しい運動をすると手術痕に響くため、なるべく休暇を取りやすいスケジュールで臨むことが大切です。
手術当日はお酒とタバコはやめておき飲酒は術後3日目から、タバコは翌日からであれば可能です。
なお入浴に関しては当日および2日後まではタオルで身体を拭くことに留めて、3日目からは包帯をしたままシャワーを浴びることができます。
下着に関しては、手術の後から1週間ほどはペニスを固定しやすいブリーフが良いです。
仕事中に汗が出やすく湿気・熱がこもる場合は、替えの下着を2〜3枚持って行って時折交換することが大切です。
1週間以上経過してからは、トランクスでもボクサータイプでも問題ありません。
真性包茎の手術を行った後の排尿に関しては、注意しておく必要があります。
今まで覆っていた包皮が消えてしまうため、排尿の際に飛び散りやすくなります。
そのため手術を受けてから1週間ほどは、便器に座った状態で排尿した方が良いです。
ただし1週間ほど経過した頃から、真っすぐ飛ぶようになるため問題ありません。
抜糸が終わって、医師より許可が出るまではオナニー・セックスともに禁止です。
アダルトコンテンツを視聴して、勃起させる行為も傷に悪影響を及ぼすためやめましょう。
朝に勃起した際も早めに排尿して、その状態をすみやかに解除するようにしてください。
まとめ
真性包茎の手術は2種類あり、湿潤式であれば約2週間ほどで傷がなくなり普通の日常生活を送ることができます。
術後3日目まではシャワーを浴びることができないため、夏場に施術を受けるのを避けた方が良いでしょう。
手術を受けてから2〜3日の間は飲酒とタバコを、抜糸するまでの2週間もの期間は勃起や性行為などを控えることを忘れないようにしてください。
クリニックによっては、手術後の経過確認をメールで行うこともできます。
自宅で過ごしていて分からないことや、患部が腫れるなど不安なことがあれば問い合わせてみると良いでしょう。
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